薬剤師市販薬番付(便秘薬編)

薬剤師も使う便秘薬

多くの人が特に女性が悩んでいる人が多いのが便秘ではないでしょうか。
便秘を解消するには、食物繊維の多い食事をする、水分を多く摂取する、運動をするなどの努力をしている人も多いでしょう。
しかしそんな苦労をしてもなかなか便秘が解消されないとなると、便秘薬に頼ることになります。
出来ればイチジク浣腸などを使って無理に出すのではなく、自然に任せて出した方が良いに決まっています。
そこで登場するのが便秘薬です。

市販の便秘薬も色々と売っていますが、薬剤師の方はどのような薬を使っているのでしょうか。
実際に薬剤師の声を元にして、おすすめの便秘薬をご紹介します。
便秘を改善していくには、日常生活を変えて生活習慣を改めながら、便秘薬を補助的に使っていくのが良いでしょう。

薬剤師おすすめ便秘薬

・アミティーザ
30年ぶりに登場した新薬です。
病院で処方してもらわないと手に入れることが出来ませんので、ドラッグストアなどで購入することは出来ません。
その代わり保険がききますが、他の薬と比べると若干値段は高めです。

口コミを見るととても良く効くと言う人が多いです。
テレビでも紹介されたので知っている人もいるのではないでしょうか。
副作用としては下痢や腹痛や吐き気や嘔吐があり、効きすぎる人は下痢になります。
妊婦の方や服用して過剰反応を示した方、腸閉塞の疑いがある方は使用できません。

・マグミット
安全性も高く病院でもすぐに処方してもらえる薬です。
値段が安いので購入しやすい薬でもあります。
また市販薬としては同じ成分の3Aマグネシアがあり、薬剤師の方で勧める人もいます。

以前使用してアレルギー症状の出た方、妊婦の方、併用できない他の薬を使っている方は使用できません。
副作用はほとんどありませんが、人によっては腹痛を起こす人もいます。

・ラキソベロン

ラキソベロン液として液状になっている薬です。
そのために自分で使うときは量を調節して使えます。
値段は安く購入しやすいです。
量を調節できるので、次第に使用量が多くなる場合もあるので、注意しましょう。
また錠剤タイプもあります。

副作用は非常に少ないために、子供や高齢者や妊婦の方でも使用出来ます。
ただし、使用量を多くすると、腹痛や胃腸の働きが悪くなるなどの副作用が出ますので、使用量には気をつけるべきです。
長期的に使用すると、どうしても使用量は多くなるので、長期使用はしない方が良いです。
使用するなら購入前に医師に相談した方が良いでしょう。

これらの便秘薬を使う場合は、どの薬でもどうしても便を出したいときにのみ使用するようにすべきです。
日常的に普段から使用すると、便秘薬を使用しないと便が出ないような体質になってしまいます。